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淡路島の静かな森に佇む「オーベルジュ フレンチの森」。当館には趣の異なる3つの棟があり、それぞれにフランスの普遍的な名作『星の王子さま』にちなんだ名前がつけられています。「ラ・ローズ」「グランド・バオバブ」「プランス・エトワール」。
今回はその中から、本格的なフランス料理をお愉しみいただける「ガストロノミーの館」――「ラ・ローズ(La Rose)」の由来であり、王子さまが何よりも大切に、愛おしく育てた世界にたった一つの存在「バラ」についてご紹介します。
美と情熱の象徴、人々を魅了し続ける「バラ」という花
古くから「花の女王」と称され、世界中で愛されてきたバラ。その優美な花姿と気高く甘美な香りは、時代を超えて数多くの芸術家や詩人たちのインスピレーションの源となってきました。赤、ピンク、白、黄色……色ごとに異なる花言葉を持ち、とりわけ赤いバラには「あなたを愛しています」「情熱」「美」といった、心からの強い想いが込められます。
ただ美しいだけでなく、その茎には自らを護るための鋭い棘(とげ)を持つバラ。その完璧とも言える二面性があるからこそ、私たちはこの花に特別な神秘性と、決して色褪せることのない強い生命力を感じるのかもしれません。

『星の王子さま』が教えてくれる、たった一輪のバラの価値
フランスの作家サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』の中で、バラは王子さまの運命を大きく変えるきわめて重要な存在として描かれています。
王子さまの小さな星に、ある日突然芽吹いた一輪のバラ。彼女は少し気難しく、プライドが高くて、王子さまにたくさんの我が儘を言います。そんな彼女に疲れてしまい、王子さまは星を旅立つことにしました。しかし、旅の途中で訪れた地球の庭園で、5000本の同じようなバラを目にしたとき、王子さまはある大切な真実に気づきます。
星に残してきたあのバラは、地球に咲くどのバラとも違う。自分が水をやり、ガラスの鉢をかぶせ、芋虫を退治してあげた、自分にとって「世界にたった一つだけ」の特別なバラなのだと。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
この有名な言葉の通り、王子さまがバラのために費やした時間と愛情こそが、そのバラをかけがえのない存在にしていたのです。
「ガストロノミーの館」ラ・ローズが織りなす、洗練された美食体験
この愛おしい一輪の花の名を冠した「ラ・ローズ(La Rose)」は、当オーベルジュにおいて「ガストロノミー(美食)の館」という別名を持っています。
ここで皆さまをお迎えするのは、伝統的な技法をベースに、現代的な感性を吹き込んだ本格的なフランス料理です。
料理を手掛ける村上シェフが何よりも大切にしているのは、その日に出会う食材との対話。御食国(みけつくに)としての長い歴史を持つ淡路島は、まさに食材の宝庫です。シェフ自らが生産者のもとへ足を運び、直接目で見て、触れて仕入れる淡路島の旬の恵み。その一瞬一瞬の輝きを映し出すように、新鮮な海の幸、極上の淡路ビーフ、そして滋味あふれる大地の野菜たちが、芸術的な一皿へと昇華されていきます。決まりきったレシピに縛られることなく、素材が持つ本来のポテンシャルを最大限に引き出すのが村上シェフのスタイルです。
そして、その贅沢な食体験をよりいっそう深く、豊かに広げるのが、ソムリエによるペアリングです。一皿ごとの繊細な味わいに寄り添うように、世界中から厳選された上質なワインをセレクト。さらに、お酒を嗜まない方にも同じように極上のマリアージュをお愉しみいただけるよう、淡路島の素材を取り入れた特製のノンアルコールペアリングもご用意しております。
バラの花が持つ気品と華やかさをイメージした洗練された空間の中で、料理と美酒、そしてノンアルコールドリンクが奏でる極上のハーモニーに身を委ねる――。そんな五感のすべてが満たされる、贅沢なひとときを心ゆくまでご堪能ください。

一輪のバラに込めた、お客様へのメッセージ
『星の王子さま』の王子さまにとって、あのバラが唯一無二の存在であったように。私たち「ラ・ローズ」にとって、この扉を開けてくださるお客様お一人おひとりが、何にも代えがたい特別な存在です。
都会の喧騒を離れ、この静かな森のオーベルジュでお過ごしいただく時間は、まさに「かんじんなことは、目に見えない」という物語の世界そのもの。一皿一皿に込められたシェフの情熱、空間を満たす心地よい緊張感と温かさ、そして大切な人と交わす言葉や微笑み。目には見えないけれど、心に深く刻まれる贅沢な時間がここにはあります。
「ラ・ローズ」という世界に一つだけの館で、あなたにとっての「特別な一輪」を見つけるような、至福のひとときをお愉しみください。皆さまのご来館を、心よりお待ち申し上げます。

Grand Baobab

Prince Etoile
次回、プランス・エトワールについてのコラムをお楽しみに♡
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施設情報
住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本字場中
2593-8
電話:0799-70-9060(代表)
営業時間:
ランチ 11:30 – 15:30(最終入店13:00)
ディナー 17:30 – 21:30(最終入店19:00)
チェックイン 16:00 -(最終チェックイン 19:00)
チェックアウト 10:30
公式サイト:https://frenchnomori.jp/
アクセス:淡路I.C.から車で約5分/
岩屋港から車で約12分
駐車場:あり(第1P 5台/第2P 8台/第3P 28台)
地図:アクセスページ
備考:
Grand Baobab [ グランド バオバブ ] 水曜日定休
電話:0799-70-9063
La Rose [ ラ ローズ ] 火曜日定休
電話:0799-70-9062

